和紙で名刺を作りたい!まずはサンプルをお取り寄せを!
【和風名刺のつくりかた】第24弾のテーマは、和紙名刺の用紙サンプルについてです。
職人が一枚一枚丁寧に漉いた和紙は、心地よい手触りや温かみのある風合いなど西洋紙にはない魅力がありますよね。
最近ではデザインテンプレートの選択から、掲載情報の入力、フォントや色選び、印刷用紙の選択まで、名刺作成の工程の全てをインターネット上で完結できる名刺作成会社が増えてきています。しかし、和紙特有の手触りや風合いは、実際に手に持ってみないことにはなかなか分からないものです。
そこで、今回の記事では和紙のサンプルのお取り寄せについて解説していきます!

この記事は、次のような方におすすめです。
- 和紙名刺に興味があるけれど決めかねている方
- 和紙サンプルを実際に手に入れて比べてみたい方
前回の記事では、海外の名刺事情について解説しました。今回の記事では、和紙のサンプルの入手方法について解説します。
目次
高級和紙名刺が会社や個人の価値を高める




他者と差を付ける名刺として、和紙名刺を作ることを検討しています。ただ、普通の名刺に比べると価格が高めなので躊躇してしまいます。

西洋紙を使った名刺用紙が名刺1枚あたり約2~4円程度なのに対し、和紙名刺を使う場合は1枚あたり約50~70円します。
確かに和紙を使った名刺は、通常の名刺用紙を使ったものに比べると価格は高いのですが、手漉き和紙の持つ高級感は唯一無二のものです。
手漉きならではの個性
和紙名刺の最大の魅力は、西洋紙にはない独特の手触りや風合いです。和紙は天然の木の皮から採れた長い繊維を絡めて作られているため、紙の表面には自然に流れる繊維が透けて見えます。職人の手によって丁寧に一枚ずつ漉かれた和紙は、一枚ごとに繊維の流れや板干しによって生じる凹凸の具合も異なり、それぞれの紙が持つ表情や風合いを楽しめます。機械で漉かれた西洋紙とは違い、個性を感じさせる紙です。
手に触れた時に感じる独特の質感
西洋紙の主な原材料は木材や草などの植物から抽出された木材パルプと呼ばれる繊維です。一方、和紙は楮(コウゾ)・三椏(ミツマタ)・雁皮(ガンピ)といった植物の繊維が原材料として使われています。西洋紙の質感が均一で滑らかなのに対し、和紙は長い植物繊維が透け、表面に自然な凹凸感があります。手に触れるとツルツルとした面とザラザラした面があり、指先に心地よい刺激を与えます。植物由来の繊維が持つ温かみや優しい手触りがあり、手にした人の心に響きます。
プレミアムであることから生まれる価値
手漉き和紙は原料が高いことや職人による製造に時間がかかることなどから、西洋紙に比べるとかなり高価です。しかし、オンライン会議やメールでのやり取りなどが増え、そもそも名刺交換をする機会が減ってきた現在では、名刺に対して「量より質」を求める方が増えてきています。
毎日何枚も名刺交換をして大量の名刺を消費するというよりは、ビジネス上での重要な場面でインパクトを残せる名刺がトレンドです。質を重視した名刺なら、高級手漉き和紙を使った名刺の右に出るものはありません。和紙名刺がプレミアムであるからこそ、企業や個人の信頼性やブランドとしての価値も高めてくれる名刺となります。
和紙名刺のサンプルをお取り寄せ

和紙名刺には、高いなりの価値があるということがよく分かりました。和紙名刺を注文する前に、サンプルをオーダーすることは可能ですか?

和紙・和柄の和名刺の専門店「博多広告社」では、和紙名刺の購入を検討されている方に、サンプルのお取り寄せを推奨しています。
越前和紙 手漉き和紙名刺



越前和紙は、福井県越前市今立地区で製造されている和紙です。1500年という長い歴史を誇る越前和紙は、品質・種類・量ともに日本一の和紙として、紙幣、書道や版画用紙、文具・パッケージなど、幅広い分野で使われています。
越前和紙の特徴は、破れにくい強靭さと伝統的な生成色の美しさにあります。
博多広告社で取り扱っている和紙は、越前和紙の耳付き名刺です。和紙は、ケタと呼ばれる木の枠で紙の繊維を汲み上げて1枚ずつ手漉きされていきますが、この時に和紙の四辺に繊維が薄く重なった縁が生まれます。これが和紙の「耳」です。
耳は手漉きの工程で繊維の自然な流れで生まれるものなので、1枚1枚形が異なります。大きな判で漉かれて刃物で切られたシャープな切り口とは異なり、「耳」は柔らかく緩やかな輪郭を作ります。小さな名刺のサイズで1枚1枚手間暇かけて漉きあげられたことが分かり、名刺に個性を与えてくれます。
手漉きの耳付き名刺のしっとりと滑らかな手触りや優しい風合いは、写真からでは伝わりにくいものです。最高級の手漉き耳付き和紙で名刺を作りたいと考えている方は、ぜひ実物を手に持って、違いを確認してみてください。
和紙風名刺用の用紙サンプル



最高級の越前和紙を使った名刺は高級感があって素敵ですが、予算の関係やデザインの相性などから、和紙を採用するのが難しい場合もあるかもしれません。
博多広告社では、和紙のような質感や見た目を持つ和紙風用紙も多数取り揃えています。

和紙風用紙は表面に凹凸感があったり、繊維を漉き込んでいたり、生成り色の素朴な色合いをしていたりなど、和紙の特徴を取り入れているのが特徴です。和紙のような雰囲気を出しつつ、価格を抑えて印刷性も高いので、本物の和紙に変わるオプションとして検討してみる価値があります。
全23種類の用紙サンプルセット
和紙風用紙を検討している方には、和風名刺印刷でお選びいただける全23種類の用紙サンプルがおすすめです。
サンプルに含まれている用紙の一覧はこちらをご参照ください。

【用紙サンプル】800円
和風名刺印刷でお選びいただける全23種類の用紙サンプルをお取り寄せいただけます。
実際に触って、質感やツヤ感を確かめて選んでみませんか?
こちらのセットには、和紙風の用紙だけでなく、クラフト紙のような素朴な風合いの用紙やラメ入り特殊紙など、幅広い種類の用紙が含まれています。さまざまな種類の紙を実際に手に取ってみると、写真からでは伝わらない風合いや質感が実感できます。
おすすめ用紙3種セット
少しずつ試してみたいという方におすすめなのが、こちらの「おすすめ用紙種セット」です。似た雰囲気を持つ3種類の和紙風用紙で20枚ずつ印刷したものをお届けします。
和風セット①

やわらかな色合いと和紙のよう肌触りの3種類の用紙をセットにしています。
【セット内容】
新・北斎、マーメイド絹、新バフン紙Nきぬ 各20枚
【印刷費】
片面3,300円/両面3,850円
和風セット②

和風の模様が漉き込まれた、おしゃれな雰囲気の和紙風用紙3種類のセットです。
【セット内容】
新アトモスプラチナ,新・星物語マーガレット,しこくてんれい白
【印刷費】
片面3,300円/両面3,850円

おすすめ用紙3種セットは、和紙風名刺を注文する前に、何枚か試しに作ってみたいという方におすすめです。自社の名刺デザインを実際に印刷してみて、相性の良い和紙風名刺をお選びいただきます。
用紙サンプルのまとめ
最高級の手漉き越前和紙を選ぶにしても、和紙風用紙を選ぶにしても、実際に紙のサンプルを手に取ってみないことには、なかなか紙の質感や風合いの違いは分かりません。
博多広告社では、お客様に完成した名刺に満足していただけるためには、名刺用紙選びが重要だと考えています。紙の厚み、質感、風合いなどをお客様に実感してもらうには、サンプルをお届けして実際に手に触れてもらうのが一番です。
実際に名刺をご注文いただいた際には、サンプル代を一部割引するキャンペーンも実施しています。和紙にするか和紙風用紙にするかで悩んでいる方は、博多広告社の「全23種類の用紙サンプルセット」や「おすすめ用紙3種セット」をご請求ください。
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