和食店や和雑貨店のオーナーさん必見!和風のショップカードの作り方
【和風名刺のつくりかた】第21弾のテーマは、和風のショップカードの作り方についてです。
ショップカードとは、店舗がお客様に配布する、店舗情報を記載したカードのことです。店舗の名刺的な役割をするもので、店舗名、ロゴ、住所、連絡先、営業時間、ウェブサイトなどの基本情報が記載されています。
寿司屋、割烹、小料理屋、蕎麦屋などの和食のお店や、和食器や和風雑貨を取り扱っているセレクトショップなどは、和風のショップカードを作ってみませんか?

この記事は、次のような方におすすめです。
- 和食店を経営されている方
- 和食器や和風雑貨を取り扱っているセレクトショッを経営されている方
前回の記事では、女性向けの可愛い名刺デザインについて解説しました。今回の記事では、和風のショップカード作り方について詳しく解説していきます。
目次
1.ショップカードを作るメリット



レストランや雑貨屋さんなどのレジ横に、お店のカードが置いてあるのを見かけることが多いのではないでしょうか?また、通販などで商品を購入した際にも、商品と一緒にお店のカードが梱包されていることもあります。
これは「ショップカード」と呼ばれるもので、店舗の名刺のような存在です。

新しく店舗を立ち上げるのですが、ショップカードを作るべきか悩んでいます。ショップカードを作るメリットを教えてください。

ショップカードを作るメリットは以下の通りです。
・ブランディングを強化できる
・店舗情報を再確認できる
・新規顧客の獲得に繋がる
・リピート来店を促進できる
ブランディングを強化できる
名刺が企業のブランディングに繋がるように、ショップカードも店舗やブランドのイメージ作りに効果的です。素材感や手触りにこだわった用紙で高級感を演出したり、提供するお料理やサービスに繋がるイメージを取り入れたり、店舗やブランドの打ち出したいイメージに沿ったショップカードを作ることで、他店との差別化が図れブランディングを強化できます。
店舗情報を知らせることができる
ショップカードには、店舗名、住所、電話番号、営業時間、ウェブサイトなどのお店の基本情報が記載されています。お客様が何気なく立ち寄った店でも、ショップカードを持ち帰ってもらうことで、店名や店の場所などを再確認してもらうことができ、お客様にお店のことを覚えてもらうきっかけになります。お店を後日再訪したいと思った時、ウェブサイトで商品情報を詳しく知りたいと思った時など、ショップカードを通じてお客様に必要な情報を伝えることが可能です。
新規顧客の獲得に繋がる
お客様がプレゼントとして商品を購入してくれた際に、ショップカードをお渡ししておくと、商品を贈られた人にもお店の情報を伝えることができます。また、お店を気に入ってくれたお客様が、知り合いに「近くにとても美味しいお店があるよ」と、ショップカードの情報を伝えてくれる可能性もあります。
リピート来店を促進できる
お客様の持ち帰ったショップカードが何かの折に目に触れて、「あのお店にまた行こう」と思うきっかけを作ってくれることも少なくありません。後日ショップカードを目にしたお客様が、「美味しいお店だったな」「素敵な商品を取り扱っていたな」と思い出してくれた時に、店名・住所・営業時間などを再確認できるため、実際にお店を再訪してくれる可能性が高まります。
2.ショップカードの作り方




ショップカードを作るメリットはいろいろあるんですね。ショップカードを作る時の注意点はありますか?

ショップカードに掲載するべき情報や、デザイン選びのポイントなどを解説します。
ショップカードを作る目的を明確にする
ショップカードのデザインを決める前に、まず「ショップカードでお客様に何を伝えたいか」「ショップカードで何を達成したいのか」など、ショップカードを作る目的を明確にすることが大切です。ショップカードを作る目的は、伝えたいメッセージ、ターゲット層、達成したいことの3つの点を考慮しましょう。
伝えたいメッセージ
どのような店舗と認識されたいのか?
例:伝統技術を大切に継承した商品を提供している店、地産地消でこだわりの地域食材を使った料理を提供する店舗など
ターゲット
ショップカードを誰に手にして欲しいのか?
例:40代~60代の女性、通販で商品を購入した方
目的
ショップカードで何を達成したいのか?
例:お客様に店舗のウェブサイトやSNSもチェックしてもらう、リピート来店してもらう

ショップカードの作成にはコストがかかります。ショップカードを作る目的を明確にしてから用紙やデザインを決めていくと、ショップカードのブランディングや集客効果を高めることができます。
店のイメージを強化するデザインを選ぶ
ショップカードのデザインは、店舗の持つ雰囲気やターゲット層を意識して、店のイメージを強化できるデザインを選ぶことが大切です。高級感のあるお店なら高級和紙に筆文字を合わせた洗練されたデザイン、リラックスして食事を楽しめる店なら線の柔らかなフォントを使ったシンプルなデザインなど、店舗のイメージに合ったデザインのショップカードを作ることで、お店の魅力をより効果的に伝えられます。
掲載する項目を決める
ショップカードに掲載する主な項目は、以下の通りです。
店舗名・ロゴ
店舗名やロゴは、ショップカードの最重要情報です。大きく分かりやすく掲載しましょう。
住所
来店を促すために必須の情報です。ビル名や階数名も記載しましょう。
電話番号
予約の受付やお問合せに対応するための必須情報です。
営業時間・定休日
お客様が来店する時に必要な情報です。夏季休暇や年末年始などの情報も可能な限り掲載しましょう。
ホームページ・SNSアカウント
お店のホームページやSNSアカウントがあれば、顧客と店を繋げる手段として有効です。お客様によるお店情報の拡散も期待できます。
地図
初めてのお客様が迷わずに来店できるように、掲載しておくと親切です。
駐車場情報
お車で来店するお客様が多い場合は掲載しましょう。
QRコード
お店のホームページやSNSアカウントへ誘導するのに有効です。

ショップカードには、多くの情報を盛り込めば良いというわけではありません。ショップカードを作る目的を明確にした上で、必要な情報を厳選して掲載しましょう。
また、キャンペーン情報やメニューなど、変わる可能性のある情報はショップカードには載せないようにしましょう。
ショップカードを保管してもらう工夫をする
お店でもらったショップカードは、しばらくの間はお財布やバッグの中に入れたままで、整理をした時にレシートなどと一緒に捨ててしまうことが多いのではないでしょうか。
ショップカードをきっかけにお客様に再来店してもらうためには、お客様がショップカードを大切に保管してくれることが重要です。例えば、ショップカードにポイントカードやクーポンなどの付加価値をプラスすると、お客様がショップカードを保管してもらいやすくなります。ショップカードの裏面にポイント表を記載したり、「次回のご来店でショップカードをご提示いただければ、ドリンク1杯サービス」などのクーポンを記載したりすると、お客様にショップカードを保管してもらいやすくなり、再来店の可能性も高まります。
ショップカードの作り方のまとめ
ショップカードはお店の基本情報をお客様に伝えるだけでなく、店舗のイメージの向上やプロモーションにも有効なツールです。ショップカードを作ることによって、以下のメリットが期待できます。
ショップカードを作るメリット
・ブランディングを強化できる
・店舗情報を再確認できる
・新規顧客の獲得に繋がる
・リピート来店を促進できる
また、ショップカードを作る際には、以下の点を考慮しましょう。
ショップカードの作り方のポイント
・ショップカードを作る目的を明確にする
・店のイメージを強化するデザインを選ぶ
・掲載する項目を決める
・ショップカードを保管してもらう工夫をする
和紙名刺・和柄名刺の専門店「博多広告社」では、和風のショップカードの作成も承っています。手漉き和紙を使ったこだわりのショップカードや、和の意匠と現代的なテイストを融合させた和モダンなデザインのショップカードなど、店舗の雰囲気やターゲット層に合わせたさまざまなデザインをご提案できます。

経験豊富なスタッフが、用紙の選択、掲載項目の厳選、デザインの決定など、ご満足いただけるショップカード作りのお手伝いをいたします!
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