和紙名刺の失敗事例②和紙を使ったのに高級感が出ない?高級感のある名刺に仕上げるコツを解説
「せっかく高価な和紙を使ったのに、思ったような高級感が出なかった…」
という声が届くことがあります。和紙名刺は通常の名刺よりと比べると1枚あたりの値段は3倍以上するため、期待していた通りの仕上がりにならないと落胆してしまいますよね。
和紙を使ったのに高級感が出なかった理由は何でしょうか?また、高級感のある名刺に仕上げるコツはあるのでしょうか?
今回の記事では、和紙名刺の失敗事例の第2弾として、和紙名刺で高級感が出せなかったケースとその対策法を考察していきます。

この記事は、次のような方におすすめです。
・高級感のある名刺を作りたい方
・和紙名刺の作成で失敗したくない方
前回の記事では、和紙名刺の失敗例として、色味の不具合について解説しました。今回の記事では、和紙名刺なのに高級感が出せなかったケースを考察します。
目次
和紙で名刺を作ったのに高級に見えない原因とは?



「せっかく高い値段をかけて和紙名刺を作ったのに、高級感が感じられない」
と嘆かれている方をお見かけすることがあります。高級な手漉き和紙を使ったのに、期待していたような高級感が出せないのはとても残念です。
高価な和紙を使ったのに高級感のある名刺に仕上がらなかった理由は、何でしょうか?和紙名刺で高級感が出せなかった原因を考察します。
原因①デザインが和紙の質感があっていなかった
楮(こうぞ)、三椏(みつまた)、雁皮(がんぴ)など、植物原料を使う和紙は、長い植物繊維が重なり絡み合って作られることから、表面には凹凸や色のムラがあります。西洋紙のような均一した質感ではなく、自然な温かみや少しザラっとした手触りは、和紙の大きな魅力のひとつです。
しかし、表面が均一でないことから色がくすんでしまったり、ベタ面がうまく印刷できなかったりというケースは少なくありません。名刺のデザインによっては和紙に美しく印刷するのが難しく、雑な印象になってしまうことがあります。

こんな名刺デザインは和紙には似合いません
・カラーを多く使ったデザイン
・カンパニーロゴやイラストなどでベタ面が多いデザイン
・記載情報が多く余白の少ないデザイン
・QRコードや写真を入れたデザイン
原因②高級感の認識に相違がある
何をもって高級と感じるかは、人によってまちまちです。当社で取り扱っている手漉き越前和紙は、和紙の本場越前の職人が一枚一枚丁寧に漉き上げた、最高品質の和紙です。
しかし、厚みと光沢のある紙やキラキラとしたラメの入った紙を使った名刺、黒や濃紺の紙に銀箔・金箔で印刷した名刺、美しいグラフィックや写真が印刷された名刺など、高級名刺にもいろいろなスタイルがあります。自分のイメージする高級感と和紙の持つ高級感が一致しない場合は、いくら最高品質の和紙を使って名刺を作ったとしても、満足のいく仕上がりは望めません。
原因③品質の劣る和紙を使っていた
和紙と一口に言っても、その質は生産地、原料、製造方法などによってまちまちです。「和紙」として販売されていても、パルプや古紙が混入しているものや、機械漉きによる大量生産の和紙などがあり、必ずしも良質の紙とは限りません。安価で和紙名刺を作成している印刷会社を使った場合、期待していた品質よりも劣る和紙が使われている可能性があります。

当社が採用している和紙は、1500年の歴史を誇る越前和紙です。和紙の本場・越前の職人が手仕事によって一枚一枚丁寧に漉き上げた手漉きの越前和紙は、強靭で耐久性に優れており、最高品質の和紙として知られています。
原因⓸印刷技術に問題があった
いくら高級な和紙を使っていても、印刷に問題があったのでは、せっかくの美しい紙も台無しです。名刺印刷の技術はもともと西洋紙を使うことを想定して確立されたものなので、和紙に印刷する場合は、給紙、紙の伸縮性、インクの調整などが難しくなります。また、和紙への印刷に向かない印刷機や印刷方法もあるため、適切な印刷技術を選ぶことが大切です。
また、和紙に印刷するためには、細かなインクと水量の調節を行ったり、自動で吸い上げられない場合は1枚ずつ手で差して印刷したりと、手間や技術が必要です。どんな印刷会社でもできるわけではないため、和紙印刷の実績が豊富な会社を選ぶことが重要となります。

当社は博多織の和柄や和紙専門の名刺印刷店です。和紙印刷の実績が豊富なので、和紙を使った名刺作成は安心してお任せください!
高級感のある和紙名刺に仕上げる3つのポイント

和紙を使ったのに高級感が出せない原因がよく分かりました。和紙名刺を納得のいく仕上がりにするためには、どんなことに気を付けたら良いのでしょうか?

西洋紙にはない独特の風合いや手触りが魅力の和紙は、名刺に使われるさまざまな用紙の中で最高級のものです。和紙の持つ唯一無二の高級感を最大限に活かすための、名刺作りのポイントをご紹介します。



和紙名刺に似合うシンプルなデザインを心がける
和紙の持つ美しさを引き立てる、シンプルで洗練された名刺デザインを選びましょう。シンプルな名刺デザインの特徴は以下の通りです。
・掲載情報を厳選していること
・色やフォントの数を絞っていること
・装飾性の低いフォントを選んでいること
・イラストやロゴなどを最小限に抑えていること
・全体的に余白の多いレイアウトであること
和紙名刺の主役は、日本の美意識と伝統を体現している和紙そのものです。よりシンプルな名刺デザインを選ぶことで、素材の持つ高級感や魅力を引き立てることができます
発注前に実際の和紙名刺やサンプルを見る
高級手漉き和紙の持つ質感、厚み、色合い、手触りなどは、残念ながら写真ではお伝えすることができません。「和紙名刺が高級だから…」とオンラインで注文したものの、実際にできあがった和紙名刺を手に取ってみたら、「自分のイメージしていたものと違う」と感じる方もいらっしゃるでしょう。
和紙名刺を発注しようとしている方には、サンプルの和紙を実際に手に取ってみることをおすすめします。また本発注する前に、実際の和紙に印刷されたデザインを確認し、文字のにじみ具合やインクの色合いなどをチェックしましょう。

博多広告社では手漉き和紙をはじめ、名刺用紙のサンプルをご用意しています。名刺用紙を見比べてみたいという方は、ぜひお問い合わせください。
和紙名刺作成の実績が豊富な業者を選ぶ
和紙は西洋紙に比べると紙粉が多く、繊維密度の低さや柔らかさから紙詰まりを起こしやすい傾向があります。また、表面にコーティングがなく繊維密度が低いためインクが吸収されやすく、細かい文字や柄がにじみやすかったり、色が沈んでくすむドライダウン現象が発生しやすかったりします。
和紙名刺を美しく仕上げるためには、和紙印刷の知識や技術を持っている印刷会社を選ぶことが大切です。
和紙名刺を作るなら、和紙名刺の専門店へ



和紙名刺・和柄名刺の専門店「博多広告社」では、日本の伝統や美意識を凝縮した和紙を使った名刺を提供しています。また、和紙に似合うシンプルで上品なデザインテンプレートも数多く取り揃えており、短納期でのご注文にも対応できます。和紙名刺をさらに格上げする箔押し加工なども承っておりますので、和紙名刺の作成を検討している方はぜひご相談ください。
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