鮮やかな発色×豊かな風合い「ヴァンヌーボV-FS」

今回ご紹介する名刺用紙は、「ヴァンヌーボ V-FS」ホワイト195kg。
ラフな手触りを持ちながら印刷適正に優れた用紙です。
「ホワイト」は、真っ白過ぎないナチュラルなカラーです。

白さ：★★★
質感：★★
ベタ適正：★★★★★

【印刷費】片面3,300円／両面3,850円

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和紙・和柄名刺印刷で選べる用紙は20種類以上！
今回からは、スタッフが用紙についてすこしだけ詳しく紹介していきます。
用紙の手触りやインク乗り、デザインの向き不向きなど…
個人的な見解もお話ししますので、用紙選びの一助になれば幸いです。

高級紙の王道「ヴァンヌーボ V-FS」
｢ヴァンヌーボ｣と「アラベール」の違いは？
まとめ
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料金表・注文
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高級紙の王道「ヴァンヌーボ V-FS」

ヴァンヌーボVの最大の魅力は、高い印刷適性と豊かな風合いを兼ね備えていることです。

デザイナー・建築家の矢萩喜從郎氏による監修の元、1994年に誕生した同シリーズ。
今もなお高級感のある用紙としてデザイナーやアーティストの間で高い人気を誇っています。

「新しい風」

「ヴァンヌーボ」という名前は、フランス語の“VANT NOUVEAU”＝「新しい風」に由来しています。

通常、印刷用紙は表面が平滑であるほどきれいにインクが乗り、再現性も高く、美しい仕上がりになります。
そのため、紙が本来持っているざらりとした質感は、印刷再現性を下げる原因になってしまうことも少なくありません。

しかし、ヴァンヌーボはあたたかみのある手触りを残したまま、印刷の美しさを実現させました。
相反するふたつの性質を両立させたこの紙はまさに、印刷業界に「新しい風」を吹かせたと言えるでしょう。

ラフ・グロスの代表「ヴァンヌーボ｣シリーズ

「ラフ・グロス紙」※の代表格であるヴァンヌーボシリーズ。
カラー写真やイラストなども鮮やかに印刷することができ、インクの重ね具合によって絶妙な光沢（グロス）感が出るのが特徴です。落ち着いたラフな肌合いとのコントラストがお洒落に仕上がります。
（※ラフ・グロスは株式会社竹尾の登録商標です。）

ヴァンヌーボは幅広い用途に合わせて、シリーズを展開しています。
中でも、ヴァンヌーボVはシリーズのルーツともいえる存在。
ヴァンヌーボVの「V」はヴィジュアルのVで、高い印刷再現性を持つことに由来しています。
他にも「VM」＝マット調のものや、「VG」＝グロス感がより強いものなどがあります。

当サイトでは、落ち着いた肌合いとグロス感のバランスが名刺に最適な、「ヴァンヌーボV」をご用意いたしました。

軽やかな手触り

当サイトで扱っている195kgはおよそ0.28mm。
郵便ハガキ（約0.22mm）よりも厚く、手にしたときにしっかりとした存在感があります。
しかし、中に空気を多く含むため、厚さのわりにふわっとした軽やかさが特徴的です。

｢ヴァンヌーボ｣と「アラベール」の違いは？

「ヴァンヌーボ」シリーズと同様に高い人気を誇る特殊紙「アラベール」。
名刺用紙を探す際に聞いたことがある方も多いのではないでしょうか？
いずれも印刷適正の高さと紙の質感の両立を目指して開発されたため、似たような印象のある用紙です。

具体的には何が違うのか、より適しているのはどちらなのか、迷ってしまいますよね。
今回はそんなときのために選び方のポイントを解説します。

「塗工」加工

一番大きな違いは、紙の表面の「塗工」の有無。塗工されている紙が「ヴァンヌーボ」、されていない紙が「アラベール」です。
一般的にはこの塗工処理を行うことで、紙の表面の凸凹感が少なくなったり、発色が綺麗になったり、より綺麗な仕上がりにすることができます。

ヴァンヌーボは塗工を僅かな量に押さえることによって、印刷適正と風合いを実現させました。
アラベールには塗工処理を行っていません。

それによってこの２つの用紙に違いが生まれています。

①凹凸感

ヴァンヌーボは通常の塗工紙に比べると凸凹とした風合いを持ちますが、非塗工紙のアラベールのほうがより紙本来の風合いを感じられます。アラベールの風合いは「画用紙のよう」だと表現されるほど。

しっとりとした手触りをお求めの方にはヴァンヌーボをおすすめします。

②カラーの仕上がり

ヴァンヌーボは、インクを乗せた部分にツヤ感が出て、鮮やかな仕上がりになります。

一方アラベールは、インクが紙に吸い込まれるのでヴァンヌーボに比べると色が沈みます。カラー写真やイラストを忠実に再現するといったよりも、全体を柔らかい印象にすることに向いています。

カラー面が多く、鮮やかに印刷したい場合にはヴァンヌーボがおすすめです。

③筆記性

ヴァンヌーボは塗工紙のため、筆記性ではアラベールに劣ります。
メッセージ欄を作りたい方や、メンバーズカード等の名前を記載するようなカードにはアラベールのほうが適しているでしょう。

使用するシーンや与えたいイメージによって用紙を選ぶのがおすすめです。
当社ではヴァンヌーボはナチュラルな白さの「ホワイト 195 ㎏」をご用意しております。
アラベールは「スノーホワイト200kg」と、より白色度が高いです。

どちらの用紙にするか迷った場合はお気軽にご相談ください。オペレーターがお客様の状況を丁寧にヒアリングし、ぴったりの用紙を提案させていただきます。

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まとめ

「ヴァンヌーボV-FS」は、あたたかい手触りと、抜群のインク乗りを両立させたデザイナーにも大人気の高級紙です。
文字やロゴだけの印刷でも、紙の風合いとインクのツヤの対比が美しい仕上がりになります。

写真では伝わりにくいのが残念なほど、絶妙な傾きでツヤっと輝くのが印象的です。手にしたときに、手触りとツヤ感でワンランク上の高級感が演出出来ます。
実際の質感は、ぜひサンプルでご確認していただけると幸いです。

サンプル注文はこちらから

個人的には、より自然な印象にしたいときはアラベール、高級感を強く出したいときにはヴァンヌーボがおすすめ。
写真で見るよりも実際の方がアラベールのベタ部分は薄く、落ち着いた色に見えると思います。

両者に似た用紙には「スノーブル」もあります。こちらは更に厚く、しっかりと硬い紙なので、少しお堅い印象になってしまうことも。
扱っている商品や、お店の雰囲気などブランディングにあわせてみると素敵ですね。

料金表・注文

【料金表】

用紙	片面印刷	両面印刷
ヴァンヌーボV-FS	3,300円	3,850円

100枚あたり

【納期】
詳しい納期については「納品の流れ・納期について」をご覧ください。

通常納期	（入金あるいはデータ確定より）3営業日後の発送
特急納期	（入金あるいはデータ確定より）翌日発送　※追加料金が発生します。

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